石灰沈着性腱板炎

五十肩とは違う状態

五十肩と同じように肩の前に痛みが現れる事が多いです。
ですが、石灰沈着性腱板炎は骨から溶け出たカルシウム（代謝異常）が沈着して筋肉の腱の部分で炎症が起こっています。
状態は様々で重症の場合は石灰を取り除く手術が必要な場合もあります。

なぜ、石灰沈着性腱板炎になってしまうのか？
それは、肩の関節をあまり動かさない、ホルモンバランスの崩れなどの要因が重なった時に発症される傾向にあります。
日頃からバンザイやラジオ体操のように大きく肩を動かしたり、リフレッシュする習慣があると予防をする事が出来ます。

石灰沈着性腱板炎の場合、自律神経の乱れ、神経の圧迫、血行不良、筋膜のコリ、骨格のゆがみがあると考えます。

きりん接骨鍼灸院では厚生労働省発行の国家資格（柔道整復師、はり師きゅう師）を取得しています。

筋肉、関節、骨、神経、血管、内臓、運動、病理学、臨床医学、経絡経穴（東洋医学）、栄養学、、、幅広く身体に係わる知識技術を兼ね備えています。

なぜ石灰沈着性腱板炎が起こっているのか、どうしたら良くなるのか？を正しい知識と検査で分析を行いますので安心してご相談くださいね。

主な原因

• 運動不足（あまり肩を動かさない）
• 猫背、巻き肩
• 更年期障害（ホルモンバランスの崩れ）
• うつ病（精神的ストレス）
• 肩こり、疲労の蓄積
• 血行不良
• 水分不足

まずは早期改善を目指します

夜間に痛みが強くなる場合が多くあります。
夜間痛が続くと睡眠不足となり、痛みの不安感と重なり自律神経の交感神経が働き過ぎの状態になります。

そこに水分不足による血液量の減少で血管収縮や筋肉の緊張で血行不良になります。

その悪循環により、神経がその状態を伝えて、痛みが悪化しています。
そうならないためにも一日でも早く痛みから解放できるように全力を尽くします。

無理のない体操をしましょう

ユーチューブで石灰沈着性腱板炎の体操を検索するとたくさんの動画がヒットするかと思います。
ですが、石灰沈着性腱板炎には個々によって状態レベルが異なります。
それぞれに適した体操やストレッチを行わないと治りが遅くなったり、余計に痛くなる場合があります。
ご自身の判断で体操を行う場合は無理のない範囲で行って下さい。

当院では適切なアドバイスを行いますので一度お身体を診させていただければと思います。

その他、簡単に出来る良い姿勢の取り方や簡単なトレーニングの指導も行いますので一緒に頑張っていきましょう！